今週の映画
この1週間で見たもの覚え書き。
「夕凪の街 桜の国」 原作 こうの史代
漫画に感動して借りてみた。
原作と同じく「夕凪」と「桜」の構成。
皆美の広島弁がちょっとたどたどしい。
小学生の京花が大人すぎて、かなり不自然。
田中麗奈はさっぱりした感じでぴったり。
堺正章の旭父さんもイメージは違うが
とぼけたところがさすが、いい味だしてます。
原作では原爆の惨状をさらりと描いているが
映画ではわずかに映像として出ている。
見ないで済むなら見たくない映像だ。
だけど、一度は広島、平和記念館に
行こうという気持ちが強くなった。
「吉祥天女」 原作 吉田秋生
いつの間にかドラマや映画になっていた。
舞台を昭和45年の金沢としている。
いやもう、出演者イメージがぴったり。
「小夜子」の鈴木杏。
数年前のドラマ「6番目の小夜子」では由以子的な役で
綺麗というよりは可愛い感じだったけど、
上目遣いでじっと見つめる姿なんかは妖艶さが漂ってる。
「涼」の勝地涼
映画ではイマイチ活躍するとこなかったけど
あ、涼だ、とイメージどおり。
「おばあさま」 の江波杏子
もう、こういう旧家の気品漂う厳しそうな
ご婦人の役はぴったりやね。
その他、雪政とか暁とか、もうイメージどおり。
小夜子と由以子の友情、暁と涼の支配関係を
より濃厚に描いております。
それゆえか、涼が活躍するところが少なく、
なんで小夜子が涼に惹かれたかが、少しあいまいかな。
映像、音楽とも美しく、映画として独立した面白さがありました。
「華氏911」 マイケル・ムーア
理不尽だ。
そう思わざるを得ない。
9・11からイラクへの侵攻、巧妙に世論を操作し
「敵」を作り上げ、若者は死に、家族が悲しむ。
得をするのは企業と繋がった政府高官達。
このドキュメンタリー自体もまた演出によって
操作されたものだ。
判りやすく、皮肉を込め、加害者となったもの
被害者となったものを見せつける。
ドキュメンタリーとは言え、制作者の思惑がある以上
全てを真実と受け止めるには注意が必要だ。
でも、もし、ブッシュが大統領でなければ、
死ななくてすんだ人が大勢いたのではないか。
不自由な体にならなくてすんだのではないか。
テロを撲滅すると言いながら、
テロを生み出しているのはアメリカ自身だ。
日本はそのブッシュに協力している。
情報を操作されたとき、どうやって真実を知れば良いのだろう。




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